皆様、こんにちは♪ピアノ講師の石渡です(^O^)/

今日は、昨年秋に入会した5歳・年中さん・Kちゃんの入会した当初と、現在のレッスンの様子をお話したいと思います。

あれは、Kちゃんが入会をして2ヶ月ほど過ぎた11月のある日のこと、こんな出来事がありました…

Kちゃんは、いつもお教室に入ってくると、ご挨拶をしながら元気いっぱいな姿を見せてくれます♪
ピアノを弾く前は、書いてきた宿題を見せてもらいながら答え合わせをします♬
花丸💮をもらって、笑顔もいっぱい(^O^)

「さぁ、今度はピアノを弾くから ピアノの方に行こう!」

「は〜い!行ってくるね〜(^-^)/」と、ママの方に手を振るKちゃん♬
練習をしてきてくれた宿題を聴かせてもらいながら、Kちゃんにアドバイスをします。

「今ね、Kちゃんの演奏は とても良かったんだけど、ここのところはこうして 手を離したらもっと弾きやすくなるよ(^^♪」と言うと、

「うん!」

「そう、そう!もう一度こんな感じに、ふわ〜っと手を離して真似してごらん♪」と、レッスンが始まりました。
ご機嫌な様子でレッスンが進んでいきます…

次は新しい曲に挑戦です。
新しい曲は、まだ最初に私と弾いてからお家で練習します♪
曲の説明を聞きながら、早速ピアノを弾いてみるKちゃん(^-^)

すると…何か様子がおかしい。

「どぉしたの?Kちゃん。やってごらん?!」

「………」

うつむいてしまい、弾こうとせず、暫しレッスンが中断。

「もう一度弾いてごらん。大丈夫だよ!もう一度、もう一度♪」

「………」反応なし。

「あれ?もしかして、お腹痛い?トイレかな?」

「………」反応なし。

「K!どうしたの?!やってごらん?」見かねたお母さんが声をかけます。

「………」

「先生、もう一度弾いてみるね。一緒にやってみようよ!」

「………」

「どうしたの〜?」

「………」
なかなか、お返事をしてくれません。

すると…小さな声で答えてくれました。

「で〜き〜な〜い…(ToT)」

と言って、遂に両手を引っ込めてしまいました。

どうやらKちゃん、1回ですぐにできないと嫌なようで…それでもう嫌になってしまったようです。
初めて弾く曲、ということもあり、幼心にすぐできない苛立ちを感じて、嫌になってしまったのでしょう。
この日、Kちゃんの気持ちは回復せず、結局レッスンでピアノを弾くことができませんでした。
実は習い初めてから暫く、すぐに出来ないことがあると気持ちが凹んでしまい、なかなか立ち上がれない…ということがありました。

ピアノは、一回ですぐには弾けるようにはなりません。
弾けるようになるには、繰り返し反復練習をする必要があります。

●すぐに出来なくてもよいこと
●失敗しても、うまくいかなくても、反復練習をすることが大切

Kちゃんには、何度も言い聞かせながら伝えていきました。

あれから月日が経ち…

レッスンでのKちゃんが、少しずつ変わっていきました(^_-)

「Kちゃん、もう一度弾いてみようか?!」

「は〜い♬で〜き〜ま〜す〜よ〜(^o^)ポロン♪ポロン♪ポロン♪」

「うわ〜o(^o^)oそうそう!先生のお話をよく聞いてたもんね〜!上手だよ!」

「かんたんですよ♪(^^)d」

「凄いね〜!じゃ〜、また練習してきてね♪」

「は〜い!」

ピアノを習い始めたら、弾きにくい指があったり、音が鳴らなかったり、すぐにできなかったり(;_;)…もぉ〜何で〜?!って(T-T)
小さな心が折れてしまう気持ち…わかります。

でも、そういう経験をして、自分でできるようにしていく力を身につけるって、大切なことですよね!
「できた!\(^o^)/」って思うこの気持ちが、今後Kちゃんが「自分を支えていく力」に繋がるのではないかと思います。
最近のKちゃん、諦めず、やろうとする姿勢が芽生えて「集中力がついてきたよね(^^)d」と、お母様ともお話をしています。
色々な過程を乗り越えて前進していかれるように、これからもKちゃんの歩みを見守り、応援し続けながらレッスンをしていきます(^o^)/

当ピアノ教室(横須賀市)では、無料体験レッスンを行っております♪
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